スキルシートの顧客名・単価の扱い|伏せ方と記載ルール
更新日: 2026/10/16
スキルシートは、自分の手を離れて複数の会社に回っていく書類です。顧客名や単価をそのまま載せてしまうと、守秘義務違反や、交渉上の不利につながるおそれがあります。載せ方のルールを整理します。
顧客名は抽象化して書く
契約や秘密保持の内容によって異なりますが、顧客の社名は伏せ、業界と規模が分かる表記にするのが一般的です。自分の契約書や、所属先のルールを必ず確認してください。
| 実際の顧客 | 抽象化した表記の例 |
|---|---|
| ◯◯銀行 | 大手都市銀行 |
| △△商事 | 大手総合商社 |
| □□ネットサービス | 国内EC事業会社(従業員数千名規模) |
ポイント: 業界・規模・サービス種別まで伏せすぎると、経験の価値が伝わりません。「特定されない範囲で具体的に」が目安です。
単価はスキルシートに載せない
単価は、商流ごとに交渉する内部情報です。スキルシートは複数の会社に渡るため、過去の単価が載っていると、次の交渉で不利に働くことがあります。単価は、自分の管理用の記録として別に持っておきます。
- 提出用のスキルシートには、単価・マージン・契約形態の詳細を書かない
- 単価の履歴は、スキルシートとは別の自分用の記録に残す
- 自社営業向けに共有する資料は、提出用とは別のものとして扱う
提出前のチェックリスト
- 顧客の社名・事業所名・個人名が、本文やメモ欄に残っていない
- 社内システム名やプロジェクトの固有名称を、そのまま書いていない
- 単価や金額が、どこにも書かれていない
- Excelのファイルプロパティ(作成者・会社名)に個人名や顧客名が残っていない
- PDFにした場合、コメントや非表示の行・列に情報が残っていない
ツールで仕組み化する
手作業のチェックだけでは、見落としが出ます。SkillSheet Studioは、スキルシートの出力に単価情報を含めず、顧客名は抽象化した表記のみを掲載する仕様です。
よくある質問
スキルシートに顧客の会社名を書いてもよいですか?
契約や秘密保持の内容によりますが、社名は伏せ、業界と規模が分かる表記にするのが一般的です。自分の契約書や所属先のルールを確認してください。
スキルシートに単価を書くべきですか?
書きません。単価は商流ごとに交渉する内部情報で、複数の会社に渡るスキルシートに載せると、次の交渉で不利になるおそれがあります。管理用の記録は別に持ちます。
前職の案件も、顧客名を伏せる必要がありますか?
必要です。過去の案件でも、守秘義務は原則として続きます。業界・規模・サービス種別で特定されない範囲に抽象化して書きます。
週報を書くだけで、スキルシートが育つ
SkillSheet Studioは、SES・フリーランスエンジニア向けのスキルシート自動更新アプリです。 実績・使用技術の追記と経験年数の集計を自動化し、ExcelやPDFで出力できます。